尾崎ふれあい交流広場
淡路市尾崎

尾崎地域の特徴

旧一宮町に属していた尾崎地域。平成17年に6町村が合併し、淡路市となり、現在約1500人が生活している。

淡路島の西部、遠田山系の裾野に広がる丘陵地や、新川流域の豊かな土壌に沿って行われる農業が盛んで、中でも「春トマト はるる」はブランド化され、島内外へ多く出荷されている。また、漁業では海苔の養殖が盛んで、漁港の周りには加工場も多く立地するなど、一大産地となっている。

しかし、過疎化が進み、近年は農業・漁業ともに従事者の高齢化と後継者不足が問題となっている。また、地区内の公民館、農協支所が閉鎖され、さらには尾崎保育園や遠田保育園、尾崎小学校も統合による廃校が相次ぐなど、地域住民が集まる場がどんどん減り、コミュニティの形成・維持が難しくなってきていることが課題となっている。

尾崎ふれあい交流広場の組織

平成23年7月に発足した尾崎ふれあい交流広場(以下、広場)は、連合町内会役員や、各地域の町内会の役員経験者など現在粟田代表以下17名の方を中心に運営がなされており、「地域住民の世代間交流ができる場づくり」をめざして、旧尾崎保育園、旧遠田保育園の2つを拠点としている。

設立当初より「パソコン教室」「交流ふれあいサロン」「料理教室」「遠田青空市」「グラウンドゴルフ」「竹炭」の6つの部門があり、週または月ごとに活動をしている。ニーズに合わせた柔軟な運営が特徴であり、例えばパソコン教室では「従来は金曜日の夜の時間だけ月1回開催していた講座でしたが、役員から声があがり、地区民がICT時代に対応すべくコンピューター講座として各種のメディア対応の昼講座と創設当初からの夜講座の2部制にしました。それぞれ別の講座として運営していますが、すこしずつ参加人数が増えています。自由に利用できるという形がいいのか、今日も自主練習で4人が来ていましたよ。」と植松事務局長はにこやかに話す。

>コンピューター教室の風景。年賀状を自作するなど参加者は意欲を見せる。
コンピューター教室の風景。年賀状を自作するなど参加者は意欲を見せる。

遠田青空市。地域で採れた農作物は好評で、地域外からも人が訪れる。
遠田青空市。地域で採れた農作物は好評で、地域外からも人が訪れる。

6部門の他、手芸教室も開催。
6部門の他、手芸教室も開催。


他部門を見てみると「料理教室」には、現在20人ほどが所属。老人会の集まりにボランティアで料理を作りにいき、食べてもらう活動や、桜を見る会などのイベントを開催して料理を持ち寄るなどの活動を行っている。

また、スポーツ21事業から引き継いだ「グラウンドゴルフ」では、旧尾崎小学校を利用し、週3回の活発な活動をしている。男性だけでもなく女性も楽しめ、ゴルフの話はもちろん地域の話など、いろんな会話を楽しんでいるとのことだ。

グラウンドゴルフの様子。毎回、白熱したゲームが繰り広げられる。
グラウンドゴルフの様子。毎回、白熱したゲームが繰り広げられる。


どの部門も地域の人に来てもらう、拠点に集まってもらうにはどうしたらいいか、試行錯誤しながら、活動を進めている

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