すごいすと取材記

一般財団法人神楽(しぐら)自治振興会 理事長足立徳行 さん(67) 兵庫県

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定年後の人生を地域の活性化にかける

神楽地区では、若者の域外流出と高齢化で人口減少が続き、農地山林の維持が難しくなるだけではなく、このままでは将来地区そのものが消滅するのではないかという危機感が広がっていた。先輩である足立宏之さんを中心に様々な活性化事業に取り組んでいたが、より効果的な推進のために、地区組織の再編までもが検討されていた。

そんな時、先輩から共に地域づくりの法人を立ち上げようと声をかけられた足立さん。

単身赴任中は地元のことにかかわってこなかったが、地元に戻ったことで故郷に対する愛着や想いが高まり、定年後の人生を生まれ育った地域の活性化にかけてみようと決断した。

平成22年、先輩とともに神楽自治振興会を立ち上げ、業務執行理事として地域活性化に取り組んだ足立さんは、平成26年4月に前理事長である先輩から地域づくりのノウハウや、空き家の利活用など神楽の地域課題を引き継ぎ、理事長に就任した。

現在、神楽自治振興会は青垣町桧倉の神楽の郷交流センターに拠点を置いて、田舎暮らし体験施設の運営や、バイカモ・ヒメボタルなど自然環境を活かした都市との交流行事を実施するなど、移住促進に繋がる事業を推進している。さらに、移住者のサポートやイベントスタッフとして、地元の若者や高齢者が活躍できる場を設けるなど、地域コミュニティの中心となっている。

写真:一般財団法人神楽自治振興会が事務所を置く丹波市立神楽の郷交流センター

一般財団法人神楽自治振興会が事務所を置く丹波市立神楽の郷交流センター

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