すごいすと取材記

一般財団法人神楽(しぐら)自治振興会 理事長足立徳行 さん(67) 兵庫県

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田舎暮らしを体験 古民家で「とき」を味わう

古民家を活用した移住促進事業では、神楽に「お試し滞在」してもらい、自然環境のすばらしさを肌で感じてほしいという思いから、築120年の古民家を再生し、田舎暮らしを体験できる「かじかの郷」をオープン。

古民家の改修には足立さんの住む菅原集落の「若者の会」が積極的に関わった。約30年前、足立さんの友人たちで結成されたこの会は、ほとんどが夫婦で参加する27人の会員で、年1度の食事会など互いに親睦を深めてきた。

その会員が囲炉裏を作ったり、大きなテーブルを作るなど、それぞれの得意分野を生かした作業を買って出て、田舎暮らしを存分に味わえる環境を整えた。

1か月単位で借りることができる体験古民家は、月間滞在する家族や週末ごとに利用する家族で半年先まで予約が入っている。

この田舎体験を機に田舎暮らしを始める人や、稲作オーナーとして農業をするために通ってくる家族も徐々に増え始めた。先月滞在した大阪府の家族は、娘が化学物質過敏症の為、アレルゲンの少ない生活環境を求めて、現在、神楽地区やその周辺地域で借家を探していると言う。

写真:築120年の古民家を再生した「かじかの郷」

築120年の古民家を再生した「かじかの郷」

写真:かじかの郷で古民家体験をする大阪府堺市の東屋さん夫妻

かじかの郷で古民家体験をする大阪府堺市の東屋さん夫妻

古民家体験を繰り返し、稲作オーナーとして神楽に通う明石市在住の池藤さん夫妻

古民家体験を繰り返し、稲作オーナーとして神楽に通う明石市在住の池藤さん夫妻

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