すごいすと取材記

NPO法人あわじFANクラブ赤松清子 さん(58) 兵庫県

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「実は35年前、淡路への移住でお世話になったのが、農カフェ八十八屋の現オーナーのご両親とおじいさんだったんです。このつながりが、あわじFANクラブで移住サポートを請け負うきっかけになりました。まさかそのお子さんがカフェのオーナーになるなんて。」と感慨深く語るのは、アドバイザーの小松さん。
その隣で赤松さんは「自分たちが先駆けてやってきたことを、若い人もやってくれるのは本当にうれしい。私にできることは、人をつなぎ、活動をつなぎ、支援をつなぐことです。これからの目標は若手のサポート。自分が行うのではなく、伝えてゆきたい。」と話す。
「子どもに何を伝えてゆくのか?」これが赤松さんの出発点だった。
かつて子育てサークルで絵本を通して伝えてきたことを、当時の子どもたちが母親になった25年後の今でも覚えていることに感銘を受けた。母親が大切にしてきたことは、子どもたちに伝わってゆくのだと確信したのだ。
「花や野菜、味噌づくりから島の魅力まで……大切なことは、お母さんが伝えないとわからない。そのためにはまず、お母さんたちに伝え、つないでいきたい。」
赤松さんがサポートするのは「薦められて来た」移住ではなく、自分の責任で選ぶ「あわじ暮らし」。だからこそ、移住者たちの「幸せ」が赤松さんの「幸せ」でもある。
「すぐに答えが出ないのが地域活性化。移住に関わってまだ7年。結果が出るのはこれからだと思っています。」
10年後、20年後、赤松さんが手にする答えは、きっと「幸せ」のつながりだ。

(公開日:H28.11.25)

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