すごいすと取材記

企業組合氷上つたの会理事長秋山佐登子 さん(59) 兵庫県

ギャラリーを見る

氷上つたの会2代目理事長

「つたの会に頼んだら間違いないと思ってもらえるように、がんばっている」そう語る秋山さん。今から3年前の平成22年に、2代目理事長に就任した。

 

平成5年、地場食材を利用した加工品づくりをきっかけに始まったつたの会の活動。

初代理事長の大木智津子さんは、地産材料を使った安心安全な食品づくりと農村女性の就業機会創出をめざして、つたの会を設立。自ら家業の酪農業を取り仕切りながらも、加工場の建設、調理用設備の整備など、必要とあれば役場との交渉や資金集めに奔走し、つたの会の礎を築いた。

やがてつたの会は、平成21年には兵庫県農業賞や「第19回食アメニティコンテスト」農林水産大臣賞を受賞するほどの組織となる。

それに前後し、経営から退くことを決めていた大木さん。後継者として白羽の矢が立ったのが、産直センターやいずみ会など、地域で精力的に活動していた秋山さんだった。

 

実は秋山さん、つたの会には、誘われる形で入ったにすぎなかった。

「始めはお味噌作りを手伝うために入ったはずが、あれよあれよという間にそうなっていって」と笑う。

各製品の製造部門を経験し、イベントで遠出する道中には、大木さんからつたの会の理念を教え込まれた。気がつくと役場の人や取引先に「私の後継者です」と紹介されるようになり、本当に大木さんの功績を引き継ぐことになった。

秋山さん横顔

1 2 3 4 5 6