すごいすと取材記

認定NPO法人フードバンク関西浅葉めぐみ さん(71) 兵庫県神戸市

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まだ食べられるのに、捨ててしまうの?

 

「余った食べ物を預かって、必要としている人に配るんだ。手伝ってくれないか?」
ある日、浅葉さんは犬の散歩で毎朝出会うアメリカ出身の友人に、声をかけられた。当時、関西にはフードバンクの活動団体が存在していなかったため、自らの手で活動を始めようとしていたのだ。
「当時は、それがフードバンクというボランティア活動だということも知りませんでした。でも、日本で食べ物がたくさん捨てられていることは知っていたので、役に立ちたいと思い手伝うことにしたんです。」
ちょうど同じ頃、尼崎市に外資系の大手スーパーがオープン。連携するフードバンクを探していたスーパーは、浅葉さんたちの支援要請を二つ返事で受け入れ、その翌日から大量のパンと野菜、果物を毎日提供してくれるようになった。
「提供された食品を使ってくれる阪神間の福祉施設を見つけよう。」
そう思った浅葉さんたちは、知人を頼りに尼崎市の社会福祉協議会へ相談。そこで紹介された障害者の通所作業所や児童養護施設などを訪問しては食品の分配先を増やし、フードバンク関西の活動が少しずつ動き出した。

 

企業や個人からフードバンク関西に提供された食品。

企業や個人からフードバンク関西に提供された食品。

 

提供された、たくさんのカボチャ。野菜やお米、加工食品など様々な食品の提供を受ける。

提供された、たくさんのカボチャ。野菜やお米、加工食品など様々な食品の提供を受ける。

 

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