すごいすと取材記

認定NPO法人フードバンク関西浅葉めぐみ さん(71) 兵庫県神戸市

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食べ物は命の糧 命そのもの

 

「食べ物は命の糧です。果物もお米も肉も魚も、みんな命です。私たちは何かの命を食べて、自分たちの命を繋いでいます。食べ物を粗末にすることは命を粗末にすることであり、自分を粗末にすることでもあります。『いただきます』と、すべての命に感謝していただくものが食べ物です。捨ててはいけないものなのです。」
この想いが、多くの人をボランティア活動に向かわせる、フードバンク活動の根源だと浅葉さんは言う。
「食べ物って生きていくうえで絶対に必要なものなので、大切にしなくてはいけないと本能的に誰もが思っています。だから食べ物を受け取ると、理屈抜きにうれしいと感じます。企業で働いている人たちも、技術を磨き工夫をこらして一生懸命つくった自慢の食品を、自分の手で捨てたくありません。喜んで食べてくれる人の存在が、皆さんの喜びです。食べ物を受け取る人たちもうれしいし、差し上げる人たちもうれしい。双方が心から言ってくださる『ありがとう』は、ボランティアにとって大変大きな励みです。働きがいを感じるボランティア活動だと思っています。」
これからは、個人支援をますます充実させたいと語る浅葉さん。
「食のセーフティネット事業での支援者数が、平成30年度はおよそ1,180人になりました。母子家庭支援の需要もますます増えていくでしょう。こうした福祉的な意義を持つ活動にこそ、フードバンクの活躍の場があります。私たちが食品の受け入れ量をどれだけ増やし、しっかりとサポートできるかにかかっていると思っています。」
みんなの「ありがとう」を運びながら、フードバンク関西は、ますますたくさんの人も地域も、命も繋ぎ続けていく。

 

浅葉めぐみさん(公開日:R1.11.25)

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