すごいすと取材記

自然食農家レストラン 三心五観代表藤本傑士 さん(37) 兵庫県

ギャラリーを見る

サスティナブルライフ

藤本さんが無農薬野菜を使ったレストランを開こうと思ったきっかけは、知人の紹介で泊まった、長野県にある一軒の宿のオーナーからの話にはじまる。

自家栽培の食材で客をもてなす宿のオーナー曰く、「もし世界中のすべての人が、今の日本人並みの消費で生活すれば、地球2.5個分の資源が要る。アメリカ人並みの消費だと5個分になる」と。衝撃的だった。一つしかない地球が与えてくれる資源には限りがある。そのことを顧みず、与えられる分以上を消費するような生活を続けていいはずがない。

「地球1個分の資源を奪い合うよりも、それを分かち合い、共生してみんなが幸せになれるような『サスティナブルライフ(持続可能な生活)』を送った方が、心豊かに暮らせる」

資源を消費するだけの生活ではなく、地球に負荷をかけない自給自足の生活スタイルを目指そうと決心した藤本さん。その第一歩として、自家農園で無農薬無肥料の野菜を作り、それを使ったレストランの開業を思い立った。

1 2 3 4 5 6