すごいすと取材記

道の駅「但馬のまほろば」支配人・駅長福丸泰正 さん(46) 兵庫県朝来市

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人との縁でアイデアが生まれ、アイデアのおかげで人が繋がる

 

例えば、導入した人工知能ロボットに、市の非常勤職員としての交付式を挙行。「まほろばの企画は、どれも朝来市のアピールにつながるから」と、市長も協力を惜しまなかった。また、特産品開発や「おばんざいバイキング」といった企画では、地元で知らない人はいない老舗料亭や、漁協に通い詰め協力を依頼。お節料理の繁忙期にもかかわらず、口説き落とされた料理長が監修メニューを考案してくれたり、不漁で水揚げの少ない中でも「約束だから」と食材を提供してくれるなど、どんどん周囲を巻き込んでいった。
さらに、生産期間の短さから「幻のねぎ」と呼ばれる朝来市の特産・岩津ねぎ®は、生産組合と何度も交渉を重ね、11月23日から3月21日までを「解禁日」としてPR。JR西日本に交渉し企画列車を走らせるなどの努力の甲斐があり、地域ブランドとしての岩津ねぎ®の認知度は徐々に高まっている。
「地域の方々との交流と繋がりのおかげです。『もう、かなんなあ』と言いながら、皆さん協力してくれます。私がアピールしたいのは道の駅ではありません。レストランを使って地元の店や商品のPRをしたいんです。それらを通して但馬の素晴らしさを伝えることで、まずは但馬に来ていただきたいんです」
そう語る一方で福丸さんは、観光客だけでなく地元に向けても果たすべき役割が、道の駅にはあると言う。

 

朝来市の冬の特産品、岩津ねぎ®

朝来市の冬の特産品、岩津ねぎ®

 

岩津ねぎ®の「解禁日」にはたくさんの人が列をなす

岩津ねぎ®の「解禁日」にはたくさんの人が列をなす

 

 

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