すごいすと取材記

株式会社エーデルワイス 代表取締役会長比屋根毅 さん(77) 兵庫県

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Super Sweets 2014 in Amagasaki

大企業の撤退や残忍な事件など、尼崎に暗いニュースが続いた。

そんなまちを「お菓子の力で元気にしたい」と、比屋根さんは、昨年、「Super Sweets 2013 in Amagasaki 」を企画した。

尼崎を「スイーツのまち」として全国にPRし、まちの活性化につなげることを目的に開催されたこのイベントでは、世界のコンテストで受賞歴を持つ有名パティシエたちを尼崎に呼び寄せた。パティシエ エス コヤマの小山進さんは比屋根さんの孫弟子。モンサンクレールの辻口博啓さんは比屋根さんを「おやじ」と慕っている。

写真:Super Sweets 2013 in Amagasaki 舞台上のシェフたち

Super Sweets 2013 in Amagasaki

昨年11月17日、都ホテル ニューアルカイックで開催されたこのイベントには、約1,200人が来場した。有名パティシエによるトークショーや洋菓子教室などは、いずれも満席となる盛況ぶりだった。

メインイベントの「ウェディングケーキショー」では、尼崎市内の26人の職人が店の垣根を越えて共同制作したケーキに、総合プロデューサーの比屋根さんが生クリームで仕上げを行った。高さ2.2メートルのケーキが完成すると、場内からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。

阪神工業地帯の中心である尼崎は、工業都市として発展してきたまちだ。しかしそれだけでなく、未来を担う子どもや多くの人たちに、洋菓子やパティシエも「尼崎の誇り」であることを知ってもらいたい。尼崎には、こんなおしゃれなところもあるのだという驚きと感動を伝えたい。そんな比屋根さんの思いに、来場した子どもたちの笑顔が応えてくれた。

写真:仕上げを担当する比屋根さん

Super Sweets 2013 in Amagasaki 2.2mのウェディングケーキの仕上げ

今年は11月2日に、第2回目となる「Super Sweets 2014 in Amagasaki」が開催される。

今年も再び、全国から有名パティシエたちが駆けつける。このイベントのために作られたスペシャルスイーツも登場する。

第1回で好評だった親子ケーキ教室に加え、今年は大人のケーキ教室も開催。

昨年の参加者たちの口コミも手伝って、「スイーツのまち・尼崎」のイメージは確実に地域に定着しつつある。今年も多くの市民がこのイベントを楽しみにしている。

写真:アンテノールのケーキ

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