すごいすと取材記

NPOひまわり会入江一惠 さん(87) 兵庫県明石市

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ボランティアは、ひまわりの宝

入江さんとともに、ひまわりの活動を支えているのは、調理担当33名、マイカーによる配食担当11名、平均年齢68歳のボランティアスタッフたちだ。
「『しんどくて明日は行けないと思っても、朝起きたらやっぱり足が向いている』とスタッフは言います。お客さんの笑顔と『おいしかった』というねぎらいの言葉が、みんなの支えになっているんです」と入江さん。

ひまわりの食事を待つお客様にマイカーで配達する配達ボランティア

ひまわりの食事を待つお客様にマイカーで配達する配達ボランティア

ひまわり会に寄贈され、配達時に活躍する電気自動車

ひまわり会に寄贈され、配達時に活躍する電気自動車

食堂に食事に来たことがきっかけで「子どもが保育園に通うようになり、お昼の配食ができる」とボランティアに参加するようになった若い母親。そして「ここの料理が学びたい」とやって来た、ひまわりのお弁当を食べた30代の男性は、現在、ボランティアとして働きながら調理師免許取得に挑戦中だ。
「栄養のあるもの、安心できるものをつくること。食べてくれた人のつながりをベースに、弱体化・形骸化している地域活動を活性化すること。それが至上命令だと思って始めた活動です。地域のニーズや要請に応えるにはどうしたらいいかを、私たちは常にみんなで考えています。」
そう語る入江さんに、平成29年4月、また一つ新たな事業が加わった。明石市からの委託を受け、子どもから高齢者まで、誰もが気軽に立ち寄り相談できる場所「地域支え合いの家 ひまわり」としての活動が始まったのだ。
「『ひまわりがあっての明舞だから』という声が、いつしか地域の中であがるようになっていました。支えていただき、大きく育ててもらったひまわりを、やめるわけにはいきません。これからの大きな課題は後継者の育成。使命感だけではなく、人とのつながりも大切にできる若い人に、力を貸していただきたい」と語る入江さんの声は、とても力強い。

地域づくり活動を行う人々で構成された明舞サポーター会議が主催し、毎年多くの住民が集まる「明舞クリスマスフェスタ」

地域づくり活動を行う人々で構成された明舞サポーター会議が主催し、毎年多くの住民が集まる「明舞クリスマスフェスタ」

明石市から委託を受け、生活相談、居場所づくり・地域の支え合いの仕組みづくりを行う「地域支え合いの家 ひまわり」

明石市から委託を受け、生活相談、居場所づくり、地域の支え合いの仕組みづくりを行う「地域支え合いの家 ひまわり」

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