すごいすと取材記

NPOひまわり会入江一惠 さん(87) 兵庫県明石市

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人の痛みがわかる

「ひまわりを頼りたい人には、とことんお世話をします。『心配してくれるのは先生だけや』とよく言われるんです。人の痛みがわかるためには、とことん付き合うことだと思っています。」
行政を頼ろうとしない人、家族に見放された人。そんな人たちにも徹底的に付き合ってきた結果が、一日180食という実績につながっていると言う入江さん。
「『私の最後の仕事として、ひまわりを立ち上げたい』と、それまでの仕事や社会活動で知り合った人に知らせた時、励ましのエールや寄付などが次々に送られてきてびっくりしました。人が何かを始めようとする時、その人のそれまでの生き方や人生が問われます。その場その場で、社会活動に真剣に取り組み、とことん付き合ってきたことの証だと思いました。」
そんな入江さんが大切にしているのは、「原点に立ち返る」ことを忘れないこと。
「行き詰まった時、また新しい方向へ向かう時は、必ず原点に立ち返ります。私たちの原点は『安心』『おいしさ』『栄養』の3つを兼ね備えた食事を、地域の人たちに提供することを通して福祉コミュニティをつくること。人と人をつなぐことが「食」の持つ力です。おいしいものを食べて心を満たし、健康で長生きしましょう。食べることは、生きることなんですから。」

(公開日:H30.01.25)

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