すごいすと取材記

浜坂漁業協同組合川越一男 さん(61) 兵庫県

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こうして生まれたブランドを、どう育ててゆくのか――。川越さんは、情報発信の必要性を痛感している。
「今までの漁業は、魚を獲って市場で売って終わりでした。しかし今は、いろいろ考えながら携わらなくてはならない時代です。必要なものは付加価値と、情報発信だと思っています」。
浜ほたるの販路開拓のため、県の支援のもと平成26年度 農イノベーションひょうごの事業に取組んだ。

「浜ほたるが、大手食品会社の季節メニューに採用されたんです。私自身も流通や飲食など、他業種が集まる場に出て交流するきっかけをいただき、世の中の見方が変わりました」。
浜ほたるの、大手スーパーでの店頭販売もスタート。消費者ニーズがわかるようになり「自分たちのことが、全く知られていなかったことに初めて気づいた」。
それ以来、自らを「トップセールスマン」に仕立てることにした川越さん。「浜坂漁協のファンをつくる!増やす!」ため、温泉でかにソムリエ(浜坂観光協会が設けたカニ専門家)と一緒に企画を提案したり、農林水産省へプレゼンテーションに出かけた。中学校では給食についてのレクチャーに挑み、講演活動も積極的に受けている。これらはすべて情報交換とPRのチャンス!川越さんならではの情報発信だ。


丹波学校給食研究協議会にて講演する川越さん

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