すごいすと取材記

浜坂漁業協同組合川越一男 さん(61) 兵庫県

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船を降り、浜坂の海を陸から眺め始めて10年目の秋。販路開拓・消費拡大をめざす経営現場が似合うようになった今でも、川越さんは「できれば漁師に戻りたい」と打ち明ける。
川越さんが船に乗り始めたのは19才の時。22才で船長になった。
「小さい頃から、とにかく海と船が好きで、親と一緒に船に乗って海に出ていました。未知の海を相手に、どうしたら魚が獲れるか考え、工夫し、挑戦する醍醐味を味わいながら、どこまでも魚を追いかけるんです。昔はロマンがありました。のびのびと漁業ができる時代でした」。
時にはロシア領海ギリギリまで出かけ、時には東シナ海をめぐる。北海道の利尻や礼文へも魚を追いかけた。やったらやっただけ、結果がついてくる仕事。
「やりがいのある職業だと思っています」。
だからこそ若者が家業として継げるよう、漁業を守り続けたい。組合長としての頑張りを支えているのは、漁師・川越一男の一途な想いだ。

(公開日:H28.9.25)

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