すごいすと取材記

神戸大学大学院岸本吉弘 さん(48) 兵庫県

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はじまりの地・神戸とともに歩む画家の道

神戸市長田区で文房具店を営む両親のもと、画材や紙に囲まれて育った岸本吉弘さん。幼い頃から模型づくりや習字、絵や漫画を描くのが好きだったという。
「その分野では、よくほめられていました。」
ピカソやユトリロといった孤高な存在感を放つ画家たちが、カッコよく映った子ども時代。生活も人生も犠牲にし、絵の創造にすべてを優先させた生き方に憧れ、美術系大学への進学を決心したのは高校生の時だった。
画家への夢を胸に東京へ進学。在学中から精力的に創作発表活動を続け、大学の卒業制作、大学院の修了制作ともに優秀賞を受賞。大学での助手や専門学校講師を務めた後、故郷・神戸で教員になる機会が巡って来る。そして2000年、神戸に帰郷。画家・岸本吉弘としての第二章のスタートだった。

岸本さんのアトリエにある画材たち。長い画家人生の中で使い古され手に馴染んでいったもの。

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