すごいすと取材記

駅舎工房「モン・ファボリ」北垣 美也子 さん(41) 兵庫県

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米粉の料理を研究する、「ちょっと」珍しい専門家

北垣さんが米粉に出会ったのは、平成15年頃。何を焼いてもことごとく失敗。どうしても納得できるものがつくれなかった。
「のめりこみました。つくってもつくっても、できあがるのはぺシャンコのケーキに、ねちねちのパン。でも食べるとそれが『なんかおいしい』んです。せっかくおいしいのに何とかできないかという思いだけで、夜な夜な米粉をこねて、混ぜて、焼く…を繰り返しました。」
そんな数年を経てつくり続けるうち、料理教室やイベントでの講師の依頼が届くようになった。どうしたら米粉をおいしい料理やお菓子にできるのか。米粉料理研究家としてオリジナルレシピを考え、講習会を開き、「命を削ってやっていた」と北垣さんが語るほど米粉と向き合う日々が続く中、あるプロジェクトの声がかかる。
「地元発祥の酒造米を使って、地域貢献につなげることができないか。」地元の社会福祉法人「ゆたか会」からのアプローチだった。

法華口駅入口には駅舎工房モン・ファボリの看板と登録有形文化財のプレートが飾られている。

法華口駅入口には駅舎工房モン・ファボリの看板と登録有形文化財のプレートが飾られている。

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