すごいすと取材記

合同会社シーラカンス食堂 代表小林新也 さん(27) 兵庫県

ギャラリーを見る

シーラカンス食堂開店

デザインを学んでいた大学時代、小林さんは主にインテリア作りに熱中していた。3回生の時、指導教授である喜多俊之さんの推薦を受けて、イタリアで開催される家具の国際見本市「ミラノサローネ」に自身が製作したソファを出品したところ、高い評価を得た。

「世界には自分のデザインしたものの良さを分かってくれる人がいる」

そう実感した小林さん。卒業後の活動拠点として選んだ場所は、そろばんや金物といった伝統工芸品を育んできた生まれ故郷の小野だった。

「地域の産業や文化の価値を、次の担い手である若い世代や子どもたちに伝えたい。そのために地元で仕事をして、生み出したものを世界に送り出して行こう」

2011年3月、表具店を営む実家の蔵を改装して、デザイン会社「シーラカンス食堂」を立ち上げた。

写真:シーラカンス食堂外観

シーラカンス食堂

写真:男性2名の写真

小林さんとシーラカンス食堂スタッフの近藤央希さん

「シーラカンス」とは「中空の骨がいくつも連なった脊柱」という意味から来た言葉だ。「世代を繋ぐ『骨』の一部となる仲間たちが自然に集まる、食堂のような温かみのある場所に」という思いをこめて社名とした。

写真:横向きのシーラカンスをベースにしたカラフルなロゴ。

シーラカンス食堂のブランドマーク

1 2 3 4 5