すごいすと取材記

Navel Burger Stars(ネーブル・バーガー・スターズ)河野素子 さん(34) 兵庫県

ギャラリーを見る

おいしさでつかんだ3年目の手ごたえ

「ネーブル・バーガー・スターズ」は、手づくりのハンバーガーショップだ。地元食材を提供する店にしてほしいという道の駅からの要望で、真っ先に頭に浮かんだのは黒田庄和牛。手軽さを考えハンバーガーに決めた。
「黒田庄和牛をどう提供するかが、店づくりのスタートでした。いくら地元の食材でも、頻繁に食べる家庭は少ないはず。親しみやすいメニューで、手軽に牛肉を味わってほしかったんです」ときっかけを語ってくれた。

ボリュームのあるハンバーガーの具材はほとんどが地元産のもの

ボリュームのあるハンバーガーの具材はほとんどが地元産のもの

「ハンバーガー? あんまり食べへんから、いらんわ」と素っ気ないお客さん。人通りがなく、店を開けていても誰も来ない冬のオフシーズン。
河野さんは「当初は、3年続かないかもしれないと思いました」と当時を振り返る。
そんなある日、一通の手紙が届く。河野さんのハンバーガーを食べた年配のお客様からだった。
「人生で初めて食べたハンバーガー。今まで食べようと思ったことがなかったけれど、食べてみたらとてもおいしかった」と、したためられていた。直筆のぬくもりが、本当にうれしかったと河野さんは語る。 
オープンからちょうど3年、ようやく店の存在を認知され始めた手ごたえを感じるという河野さん。西脇市の道の駅にハンバーガーショップがあると、わかったうえで来てくれる人が少しずつ増えてきた。「おいしかったから、また来たよ」と立ち寄ってくれる人。帰郷を知らせていないにもかかわらず、会いに来てくれる元担任の先生や旧友たち。
「故郷のこの場所で開店しているからこそ、つながるご縁がうれしい。」
河野さんが自分自身の力に変えている出会いは、こうしたお客様だけではない。

「いつもお守りとして大事に持っています」と大切にしているお客様からの直筆の手紙

「いつもお守りとして大事に持っています」と大切にしているお客様からの直筆の手紙

評判を聞き少しずつ増えるお客様を笑顔で迎える河野さん

評判を聞き少しずつ増えるお客様を笑顔で迎える河野さん

1 2 3 4 5 6 7