すごいすと取材記

NPO法人 関西ブラジル人コミュニティCBK松原マリナ さん(63) 兵庫県

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100年の歴史をつなぐ建物を守る

1908年4月28日、初めての移住者781人が神戸港からブラジルへ旅立った。それからおよそ100年。日本からの移住者は戦前・戦後を合わせて25万人に上る。当時彼らが渡伯の準備をしたのが「旧神戸移住センター」、現在の「海外移住と文化の交流センター」だ。

山本通の坂を上ったところに、海外移住と文化の交流センターがある。

「100年以上過ぎた現在も、ブラジル移住の原点であるこの建物で、サポート事業を行えていることに意味があると思っています。当時の両親たちと今の子どもたちの姿が、100年の時を越えて同じように重なります。」
そう語るのは、NPO法人 関西ブラジル人コミュニティCBK代表を務める松原マリナさん。多くの人たちの理解と尽力で、活動拠点として日々を過ごす場所。この空間を、この建物を守りたいと話す。努力を財産に変えながら「教育」と「共生」に尽くす日々を過ごしている。

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