すごいすと取材記

NPO法人 関西ブラジル人コミュニティCBK松原マリナ さん(63) 兵庫県

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目標は、高校進学!

ポルトガル語教室では、ブラジル人や日本人の子どもたちが共に学んでいる。

数年前、ブラジル出身の女子中学生が自宅に放火し、死傷者を出す事件が起こった。県からの要請を受けサポーターとして出向いたその中学校で、松原さんはある女子生徒と出会う。仕事を求めてブラジルから移住してきた親は、厳しい就職の現実を前に離婚。子どもに向き合う余裕のない母親に代わって、松原さんが相談相手になった。
「サポーターというより、親として話をしていました。土日にはCBKに連れて来て、みんなと一緒に勉強させたりいろんな話をしたりしましたね。」
その数年後の移動領事館の開催日。「マリナ! 私を覚えてる?」その子がやって来たのだ。定時制高校に進学しすっかり落ち着いた様子に、松原さんの喜びもひとしおだったという。
「小学校、中学校でしっかり勉強すれば、高校へも大学へも進めます。自分の力で生活ができるようになって欲しい。」
そんな松原さんが、教育の先にめざすもの。それが「共生」だ。

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