すごいすと取材記

お城マニア・城郭研究家本岡勇一 さん(50) 兵庫県加古郡

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ほんの少しの冒険心と あらん限りの想像力で

 

「お城巡りのスタートは、ワクワクする冒険心です。あとは自分たちの想像力で好きなように楽しめばいい。昔の景色を想像してもいいし、歴史上の人物はどんな戦い方をしていたんだろうと思い巡らせたっていい。冒険心とは楽しむ気持ち、楽しむもとは創造力です。」
本岡さんが「城跡にこそ見どころが多い」と語る理由は、そこにある。
「想像や妄想が自由にできる場所だからです。パンフレットを見ながら天守閣に上り、景色を眺めてきれいだねって言うのもいいんですが、自分たちで見つけてこそ楽しめると思うんです。ただの平地でも、ちょっとした凸凹に堀や土塁をつくった痕跡が残っていたりします。あの武将がここにいたんじゃないか、砲台はどっちの敵に向けられていたんだろう、このお城はどうやって落とされたのかなど、空想を巡らせ創造力を働かせるのはすごく楽しいこと。建物がないからこそ身近に感じられ、訪れた人それぞれが自分ならではの楽しみを見つけることができます。それがオンリーワンの魅力です。」
城郭を歴史遺産のまま地域に埋もれさせるのではなく、地元の誰もが誇りを持てる観光資源にするために。 ありったけの想像力を携えて、本岡さんは今日も冒険に出かけていく。

 

本岡勇一さん(公開日:R1.06.25)

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