すごいすと取材記

北須磨団地自治会会長西内勝太郎 さん(72) 兵庫県

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安心していきいき元気に暮らせるまち

まち並みを保つ活動だけが北須磨団地自治体の取組みではない。「すくすく、キラキラ、ピンピン」を合言葉に、子どもも大人も安心して元気に暮らせる仕掛けがたくさんある。

しゃべりーなでの西内さん

年をとっても楽しく「ピンピン」と暮らすために、団地のなかには楽しめる場が多く用意されている。そのひとつが喫茶「しゃべりーな」。住民の手で運営されている喫茶スペースだ。

 

この「しゃべりーな」、午前10時~午後8時までと1日中利用することができる。喫茶メニューに加えて、日替わり定食やビールも取り扱うなどメニューも豊富。団地内にある障がい者小規模作業所で作られるケーキもここで販売され、ご近所の人たちのお土産としても重宝されているという。近くの地域福祉センターで、卓球、囲碁、カラオケやダンスなどの活動が日々行われていることもあって、活動を終えた地域住民でお店は賑わう。

ちなみにここ「しゃべりーな」で使えるコーヒーチケット、自治会が運営する施設でのボランティア活動のお礼としても配られている。お礼も自治会活動に還元される仕組みなのだ。

しゃべりーなで集う女性たち

たくさんの人が集うしゃべりーな

次世代の子どもたちへ残したいと長年続けられている活動もある。

団地に隣接する奥須磨公園では、その昔ゲンジボタルが多く見られたそう。再びホタルが住めるようにと、公園周辺の環境整備、ホタルの放流や育成に試行錯誤を続けてきた。この日は年に一度の「ホタルの夕べ」。今年で活動から10年、また飛びはじめたホタルを見ようと多くの住民や子どもたちが集まってくる。中には、かつて団地で育った子どもが成人して、自らの子どもを連れている姿も見られる。「この形になるまでに長かった」と西内さんも感慨深げだった。

ホタルの夕べ、西内さんのあいさつの様子

ホタルの夕べ。集まった子どもたちが西内さんの話を真剣に聞いている

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