すごいすと取材記

城下町洲本再生委員会会長野口純子 さん(71) 兵庫県

ギャラリーを見る

まちと人を元気にしたい

そんな野口さんが地域活動に乗り出したのは、洲本オリオンのある市街地で急速に進む高齢化を何とかしなくてはという思いからだった。

地域の人たちがお互いに顔を合わせ、安心して暮らせるまちをつくりたいと、25年前に誕生したのが洲本市外町地区愛育班だ。野口さんは長くその班長として、昔ながらのご近所づきあいを土台とした支え合いの場づくりに取り組んできた。一人暮らしの高齢者を定期的に訪ねて声をかけ、見聞きしたことやその時の様子をメモして担当の保健師につなぐ「声掛けメモ」を作ったのも、そんな取り組みの一つだ。

一方で、まちの様子に目をやると、かつて華やかだった商店街は薄暗くひっそりとし、生活の匂いの漂っていた路地からは人の声が聞こえなくなってしまっている。

「まちの賑わいを取り戻すことで、地域の人たちを元気にしたい」 

人を軸とした愛育班の活動が、まちの活性化という目標につながった。

 

和服でこみちを歩く女性

和服でレトロなまち歩き

1 2 3 4 5