すごいすと取材記

テキスタイルデザイナー小野圭耶 さん(35) 兵庫県西脇市

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コットンで人をつなぐ場をつむぐ

 

「服は畑からできている。」
そんな合言葉で、綿花栽培プロジェクト「365(サブロク)コットン」は始まった。真っ白な綿花(コットンボール)を畑2枚200坪に栽培。春の種まきから夏の畑作業、秋の収穫、冬の紡績まで、ワークショップ形式で取り組む活動だ。平成11年、織布の職人たちが播州織振興のために綿の栽培をスタートさせたプロジェクトを小野さんが引き継ぎ、平成26年から現在のコミュニティイベントとして主宰している。月に一度の畑作業やワークショップには、県外からのクリエイターやアパレル関係者、たくさんの子どもたちも含め40人近くが参加。毎年11月に開く収穫フェスティバルには、200人もの人が集まる。
「綿を量産して糸にする工程や、織物をつくって生地から製品に仕上げる過程に取り組みたかったんです。流れのままにやりたいことに取り組んでいたら、私たちの意図しないところでたくさんの人が集まってきて、それぞれの人が各々に何かを感じてくれるようになっていました。特に他産地の同業者の皆さんは『ここに来たら何かがつながると思った』と言います。そんな人たちに出会いが生まれるだけでなく、西脇市を知ってもらうきっかけの場所にもなりたいと思っています。」
そう話す小野さんは、テキスタイルデザイナーならではのやり方で、西脇のまちを多くの人々に伝えたいと言う。

 

365(サブロク)コットンの畑で、綿花の収穫。

365(サブロク)コットンの畑で、綿花の収穫。

 

毎年11月に開く「収穫フェス」には、たくさんの人が集まり、綿花の収穫やライブ、ワークショップなどを楽しむ。

毎年11月に開く「収穫フェス」には、たくさんの人が集まり、綿花の収穫やライブ、ワークショップなどを楽しむ。

 

収穫フェスでは、ワークショップとして、糸繰り体験と糸車体験が行われた。

収穫フェスでは、ワークショップとして、糸繰り体験と糸車体験が行われた。

 

 

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