すごいすと取材記

テキスタイルデザイナー小野圭耶 さん(35) 兵庫県西脇市

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自分の感動することが正解

 

小野さんが今までで最も感動した瞬間。それは、満開の真っ白な綿の花が咲いた綿畑を、初めて目にした時だった。
「そこから365コットンが生まれ、仕事にもつながっていきました。最近のミラノの展示会でも好評だったのは茶綿・緑綿・白綿を使った、糸を全く染めていないテキスタイル。オーガニック綿の生産者の想いや背景が見えることが、とても喜ばれました。」
最近では産地の工場見学へ来る人が「綿畑が見たいから」と、わざわざ収穫祭と見学の日程を合わせるケースも増えてきた。
「織るだけ、加工するだけの他の産地では真似のできないこと。綿から糸・染め・織り・加工へつながる播州織産地だから、人もつながっていくんです。」
心の動くままに産地へUターンし、動かされる心のままに進んできた小野さん。
「私にとって西脇市は播州織産業のまちというより、ずっと暮らしてきた場所。播州織という産業に関わっているというより、生きてきたまちが産地で良かったという感覚です。」
「自分の心が動かされることをしていたら正解。動かされないことをすると失敗する。」
自然体な在り方そのままに、日々ものづくりと向き合う小野さん。心が動くその先に、産地の新たな未来が待っている。

(公開日:R2.03.25)

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