すごいすと取材記

加古川グリーンシティ防災会大西賞典 さん(57) 兵庫県加古川市

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防災って何だ⁉

 

「おっ! 今日は何や?」
大西さんの姿を見つけた人が、笑顔で言葉をかけていく。
「兵庫県の取材です。」と答える大西さんに、通りすがりの車からも会釈が送られてきた。住人同士が気軽に挨拶を交わし合う、加古川グリーンシティでの当たり前の風景だ。
「私たちが防災に取り組むまでのマンションは、挨拶もない、コミュニケーションもない、敷地内の道路は路上駐車でいっぱい、夜になると暴走族が入ってくるという荒れたまちでした。もともとマンションは、コミュニティが作りにくく防災対策が取りにくいと言われていました。ところが我々の取り組みが成功事例になると、コミュニティが作りやすく防災対策も取りやすいと変わっていったんです。」
マンションの防災に対する常識を塗り替えるきっかけになったのは、防災活動を始める際、何のために備えるのかという定義づけをしたことだったと言う。大西さんたちが導き出した防災の定義。それは「災害のために備え、対策を行うもの」というこれまでの概念を、大きく覆すものだった。

 

写真撮影中、大西さんの姿を見つけた住民が言葉をかけ、それに答える大西さん。

写真撮影中、大西さんの姿を見つけた住民が言葉をかけ、それに答える大西さん。

 

およそ1,800人が暮らす大規模マンション群「加古川グリーンシティ」

およそ1,800人が暮らす大規模マンション群「加古川グリーンシティ」

 

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