すごいすと取材記

スペイン語圏出身者支援団体「ひょうごラテンコミュニティ」大城ロクサナ さん() 兵庫県神戸市長田区

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相談者からボランティアスタッフへの転身

「子どもが一年生になったとき、学校の手続きや宿題などの相談のため、地元の外国人支援団体ワールドキッズコミュニティに相談者として通い始めました。」
その日も相談に来ていたロクサナさんに、「担当者が席を外し、スペイン語での電話相談に対応できる人がいないので手伝ってほしい。」と、同じフロアで机を並べる他団体のスタッフから声がかかった。
「あるお母さんからの相談でした。内容を聴き、席に戻った担当者から指示された通りに、そのお母さんにアドバイスを伝えてあげたんです。」
その時ロクサナさんは、「ボランティアとして、私にもできることがあるんだ。」と気づいたという。
その後「ワールドキッズコミュニティは、いつでもスペイン語で対応してもらえる。」という噂が広まり、スペイン語での相談がどんどん増加。そしてついにロクサナさんは団体からの依頼に応え、ボランティアスタッフとして通うことになった。
「子どもが保育所に通っていた頃のことなど、私自身が乗り越えてきた経験に関わる相談を中心に、対応できるようになっていきました。」
その後、ワールドキッズコミュニティの担当者から、ボランティア団体の立ち上げを提案されたのをきっかけに、平成12年スペイン語圏出身者を支援するための「ひょうごラテンコミュニティ」を設立。平成23年にはワールドキッズコミュニティから独立し、18年に渡って様々な取り組みを続けている。

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