すごいすと取材記

昔ごはんとおやつの時間 楽や 店主高橋陽子 さん(41) 兵庫県

ギャラリーを見る

開店に向けて

移住を決めてから開店までの1年半の間は、準備のため月に数回のペースで姫路から通った。その間にも、さまざまな形で地元の人たちから支えられた。

町内の金融機関に開店資金の融資について相談に乗ってもらっていたとき、その担当者が「兵庫県の『女性起業家支援事業』に応募してみませんか」と勧めてくれた。女性起業家の事業立ち上げを応援する制度による支援を受けられたことで、自分の思いをより理想の形に近づけることができたと高橋さんは振り返る。

また、近所の子どもたちもよく立ち寄ってくれた。高橋さんのいない間は、一冊のノートを店の前に置き、交換日記のような形でやり取りをするようになった。店の所在地である「神河町杉地区」にちなんで、「杉便り」と名付けたこのノート。そこに書き込まれた「開店を楽しみにしています」という子どもたちの声が大きなエネルギーになった。

 

店にする空き家の改修工事には町の人たちがたくさん参加し、一緒になって壁塗りなどの作業に汗を流してくれた。

「地域の人たちが歓迎してくれていることがとても嬉しく、移住前の不安を一掃してくれました」

「杉便り」のノート

「杉便り」のノート

改修工事に参加した人の集合写真

楽やの改修工事は、ボランティアや大工さん、専門学校の学生たちと一緒に取り組んだ。

1 2 3 4 5 6