すごいすと取材記

昔ごはんとおやつの時間 楽や 店主高橋陽子 さん(41) 兵庫県

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正しい事より、楽しい事を

「神河町に移住して以来、周りの人にしてもらうことばかり」と、高橋さんは笑う。

普段はスタッフの手でしている店の雪かきや草抜きも、手が回らない時は、近所の誰かがいつの間にかしてくれている。

「ここの人たちは、私のためにしてくださったことでも、ことさらに『しておいたよ』とは言われないのです」

よそ者を家族のように気遣ってくれる温かさにふれるたび、「来て良かった」としみじみ感じる。

今はまだ何もお返しができないと感じている高橋さんだが、ある時、尊敬している高齢の友人から、「してくれた人に恩を返すのではなく、できる時に、その恩を他の人に送ればよい」と言われて気持ちが楽になった。今では、「こうあるべき」という正しいことのために100点満点をめざすのではなく、自分も楽しめて周りも楽しめることをしようと思っている。

高橋さんは今日も神河町のもたらしてくれる恵みを楽しみながら、厨房に立っている。

高橋さんの好きな言葉、正しい事より楽しい事を♪

(公開日:H26.8.25)

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