すごいすと取材記

ふるさとひょうご創生塾ご縁グループと同好会 高塚洋 さん(74) 兵庫県高砂市

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広がるご縁は地域へ、そして次世代へ

それは、大学で研究成果を展示していた時のことだった。ある博物館から、活動内容についての講演依頼が舞い込んだのだ。
「この講演をきっかけに、貴重な資料やデータを、一人でも多くの人に知ってほしいと思うようになりました。私自身も、当然、郷土を愛する気持ちもあります。高砂は歴史のある街です。それらの史実を上手に活かしながら、まちづくりに少しでも貢献したいと思っています。」
 
伊能忠敬シンポジウムでの講演
<「伊能忠敬シンポジウムでの講演>
 
「依頼があれば、出前講座をいたします」と高塚さんも語るように、博物館での講演以来、高校や自治会、地域団体など、各地区から出前講座の依頼が入るようになった。また、多可町、三田市や篠山市など他地域の伊能忠敬研究グループとの交流も生まれ、9月にはそのグループの中のひとつ「伊能忠敬笹山領探索の会」の主催による「伊能忠敬 五国足跡フォーラムin篠山」の開催も決定した。
「今年は伊能の没後200年に加え、兵庫県の県政150周年です。大きな節目が重なった記念に、伊能忠敬でご縁がつながったグループが集まり、地域フォーラムができないか。私たちのグループが、そんな提案をしたのがきっかけでした。」
高塚さんたちの呼びかけに、兵庫県内各地の10グループが賛同(7月20日現在)。伊能忠敬をテーマに調査・研究を実践しているグループや、伊能忠敬を敬愛する人たちが集まり、活動報告や意見交換を行ったり、伊能が残した篠山市内の足跡に建つ標柱を巡るといった企画が進められている。
こうして、ふるさとひょうご創生マイスターの称号どおり、高塚さんたちのグループ活動は文化遺産をきっかけにした地域づくりへ、徐々に形になり始めている。
「今の願いは、後継者の育成です。共感していただける人に一緒に取り組んでもらい、次世代へつなげていけたら。」
出版を出発点に様々な活動が広がりを見せる中、地図作りの偉業に加え、多くの人にどうしても伝えたい伊能忠敬の姿が、高塚さんにはあった。

 

丹波・三田で活動されている伊能忠敬研究グループとの交流
<丹波・三田で活動されている伊能忠敬研究グループとの交流>

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