すごいすと取材記

社会福祉法人プロップ・ステーション竹中ナミ さん(68) 兵庫県

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プロフェッショナルにこだわる

それまで、障がい者の仕事といえば、作業所での工芸品や手芸品、クッキーやせんべいなどの製造といった、時給にすると何十円単位の内容がほとんどで、作業所での昼食代や送迎費用を支払えば、マイナスになることもあったという。竹中さんはプロフェッショナルを目指すことにこだわった。

神戸スウィーツ・コンソーシアムでは、製造・販売のすべてを自らで出来るプロフェッショナルの育成を目指した

神戸スウィーツ・コンソーシアムでは、製造・販売のすべてを自らで出来るプロフェッショナルの育成を目指した

2008年6月に日清製粉との協同事業としてスタートした、神戸スウィーツ・コンソーシアムは「スウィーツの世界で活躍するチャレンジドを生みだそう!」というミッションを掲げ、一流のパティシエやブーランジェ(パン職人)を講師に迎え、その技術を教授する講習会を実施した。修了生の中には、学んだスウィーツの技術を生かし、製品化している人もいる。パティシエのチャレンジドの誕生だ。

さらに、竹中さんはマイクロソフト創業者のビル・ゲイツにも会い、協力を要請。スキルを学ぶ講座にも一流の技術者を各企業から派遣してもらい、ベッドの上で自らの会社を起業したり、感性を生かしてアーティストになったり、収入を得られる仕事をする重度のチャレンジドも増えているという。

講演会にて、ビル・ゲイツとの出会いを語る竹中さん

講演会にて、ビル・ゲイツとの出会いを語る竹中さん

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