すごいすと取材記

社会福祉法人プロップ・ステーション竹中ナミ さん(68) 兵庫県

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元気と誇り

ほんの数十年前、チャレンジド(障がい者)は働かないことが常識だった。IT環境が整ったことで、今では会社に通勤せずとも、自宅でのベッドの上でも仕事はできるようになった。プロップに入社して7年目、神戸事務所長の谷口拓也さん(46)は、竹中さんのことを、愛称である「ナミねぇ」と呼んでいる。「最初、理事長と呼んだら、『ナミねぇって呼んで』と言われたんです。『みんなで運営しているから。便宜上の理事長であって、私はナミねぇだから』って。元気な関西のおばちゃんとして接してくれるので、楽しく仕事ができる。それはナミねぇの組織だからですよね。」相手によって変わることはない竹中さんを、スタッフはみんな愛情を込めて“ナミねぇ”と呼ぶのだった。

信頼関係とやり甲斐に溢れていて、プロップで働くのは楽しいと語る谷口さん

信頼関係とやり甲斐に溢れていて、プロップで働くのは楽しいと語る谷口さん

「プロップと組んだら、何か楽しいことが起きたよ。」と企業の担当者から言われることが無上の喜びだと笑顔で話す竹中さん。「私には決まった型がないんです。合わない場合は、新たに作ればいい。そうすれば、障がい者だけでなく、高齢者など社会的に弱者と呼ばれる人にも住みやすい世の中になります。」と。自分たちの挑戦する“チャレンジドが納税者になる社会の実現”を目指し、日本がすべての人にとって住みやすいユニバーサル社会になるまで、“ナミねぇ”の奔走は続くのだ。

(公開日:H29.02.25)

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