すごいすと取材記

NPO法人ゲートキーパー支援センター 理事長竹内志津香 さん(55) 兵庫県

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「自分を大切にしよう!」

竹内さんが受講生たちにいつも伝える言葉が「自分を大切にしよう!」だ。

これは悩みを抱えている本人だけでなく、それをサポートする側の人たちへのメッセージでもある。

「講座の最後には必ず伝えています。時には、聴く側の心に大きな負担がかかることがあるからです。私も経験しましたが、自分がストレスを抱えたままでは、他の人の心に寄り添うことは難しいと感じています」

人を支援するには、自分を大切にすることが必要。そのためには、悩みを一人で抱え込まず、相談することを忘れないでと説く竹内さん。同じことを自分自身にも常に言い聞かせている。

写真:公園のベンチで本を読む竹内さん

疲れた時は昆陽池公園のお気に入りのベンチで英気を養う。

現在、講師を務めるスタッフは10人ほど。当面はその数を増やしていきたい。講師が増えれば講座の回数も増え、地域でゲートキーパーの役割を担える人が増えれば身近なSOSのサインに気づく機会も増える。その結果、自殺だけでなく虐待や犯罪など、独りで悩みを抱えることが原因となって起こる事件を未然に防ぐことにもつながる。

誰もが自分を大切にしながら、身近な人に寄り添って互いに助け合える世の中になることを夢見て、竹内さんは日々活動を続けている。

写真:好きな言葉「ビジョン」

(公開日:H26.11.25)

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