すごいすと取材記

NPO法人高砂キッズ・スペース 事務局長竹内茂雄 さん(47) 兵庫県

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お母さんたちの活力に

連絡協議会は、法人化するにあたって、学童保育所で子どもを預かるだけではなく、地域と共に安心して生活できるコミュニティづくりを推進するために、5つの事業を展開することとした。

これまでの学童保育所管理運営事業に加え、思春期相談やトライやる・ウィークの受け入れなどを通した青少年の健全育成事業、子育て中の保護者に対する相談支援事業、インターネットで青少年育成や子育てに関する情報の発信事業、子育て団体に対するコンサル事業の5本の柱を立て、活動を開始した。

相談業務では、竹内さんが取得した産業カウンセラーの資格が活かされている。次々にかかってくる相談の電話は保護者からだけではなく、各学童保育所のスタッフから「どのように対応したらよいか?」などアドバイスを求められることもある。学童になかなかなじめない子どもや特別支援学級に通う子どもへの接し方など、悩みは尽きない。「話をしているうちに日付が変わることもある」と言うが、竹内さんは、一人ひとりの悩みに丁寧に向き合っている。

高砂学童保育所まつぼっくり(高砂市立高砂小学校)

高砂学童保育所まつぼっくり(高砂市立高砂小学校)

高砂キッズ・スペースは、現在、高砂市内に13カ所、播磨町(指定管理を受託)に6カ所ある学童保育所を管理、運営している。「子どもたちを安全に預かることが第一であるが、子どもの成長期の大事な時間を、一緒に楽しみながら過ごしたい」と竹内さん。放課後、家に親がいないから仕方なく行くというのではなく、家に帰って「今日は、こんなことをしたんだよ。こんなことがあって楽しかった」と、笑顔で報告できるような学童にしたいと、子どもたちが全力で遊べる場づくりに余念がない。校庭で、安全性の高い素材のフライングディスクを使用してドッヂボールをするニューススポーツ「ドッヂビー」の教室を開催するなど、学童保育所と地域の子どもたちを結ぶ活動にも力を入れる。

「一生懸命働く母親の活力になるような、子どもたちの笑顔をつくる場所にしたい」

ドッヂビー

ドッヂビーは、フライングディスクを使ってドッヂボールをするゲーム。
高砂市教育委員会と共にキッズ・スペースが教室を開催。竹内さんが手にしているのは、
青年会議所主催の「第2回ぼっくりん杯争奪ドッヂビートーナメント」
入賞記念の、スポンジで作られたディスク

 
イベントの後片付けをする高砂キッズ・スペースのスタッフ

イベントの後片付けをする高砂キッズ・スペースのスタッフ

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