すごいすと取材記

NPO法人高砂キッズ・スペース 事務局長竹内茂雄 さん(47) 兵庫県

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どんぐりプロジェクト

平成23年1月24日、高砂市北部に位置する高御位山系で大規模な山火事が発生。1月29日に100haを焼失し、鎮火した。竹内さんは、高御位山に近い阿弥陀学童保育所の子どもたちと山に登り、このままの状態では土砂崩れをおこしやすいことを話した。「どうしたらよいだろう?」という問いに、子どもたちは「木を植えたらいい」と答えた。

そこで、阿弥陀学童保育所の子どもたちは、ドングリを拾い、12の学童保育所に配布。各学童保育所で、土の入った牛乳パックでドングリを発芽させ、それを高御位山に植樹するという活動を始める。県と市の協力を得て「たかみくらの焼け跡に小学生の子どもたちで、どんぐりの木を植えよう」というプロジェクトを立ち上げ、これまでに約200本の木の苗を植樹した。家庭で苗を育てたり、植樹を手伝ってくれる人も募集し、地域の自然再生に共に関わることによって、子どもたちと地域の人たちが交流する機会にもなっている。竹内さんは、「子どもたちが、ふるさとの美しい自然を取り戻す活動に参加しているという自覚を持ち、自分たちの住む地域を好きになってほしい」と願っている。

市ノ池公園から、平成23年の林野火災で木々を焼失した高御位山系を望む。

市ノ池公園から、平成23年の林野火災で木々を焼失した高御位山系を望む。

どんぐりフェスティバル

10月24日市ノ池公園で、山林火災で焼けた高御位山の自然再生活動をPRするイベント
「どんぐりフェスティバル」。活動に取り組む約110人の子どもたちが参加した。

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