すごいすと取材記

株式会社ICB瀧井智美 さん(45) 兵庫県神戸市

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みんなの「ライフ」を豊かにするために

 

「企業でのワーク・ライフ・バランスのコンサルティングで最初に行うのは、社員がどういう職場で働きたいと思っているかを聴くことです。その希望を実現するために必要なことを、みんなで一緒に考えていきます」 コンサルタントとして、「ひょうご仕事と生活センター」で瀧井さんが最初に担当したプロジェクトは、出産を機に退職を迷う女性社員と、辞めてほしくない経営者のケースだった。 「経営者は、出産後の復帰を支援するプロジェクトを立ち上げたい、しかしその女性社員は自分のためだけにみんなに動いてほしくない。そこで、その女性だけではなく、社員みんなの働き方を見直すプロジェクトを実行しようということになったんです」 育児中の人が育児休暇などを取ると、他の社員はその人の分まで仕事を引き受けることとなり、結果、引き受けた人のワーク・ライフ・バランスが実現しない、と考えている人も多いという。 「ワーク・ライフ・バランスの『ライフ』は、育児や介護に携わる人だけのものではありません。どうしたら限られた時間の中で仕事が上手く進められるのか、みんなで考えて工夫する。そうして生まれた時間を、社員全員が取り組みたいことを行いながら仕事の責任も果たし、なおかつ一人一人が自分にとって満足のいく豊かな時間として過ごす。それがワーク・ライフ・バランスです。私も私の仲間も、大切にしたいことを大切にできないのはとても辛い。個人の幸せも実現し、同時に組織や社会も成長し発展していくことに力を注ぎたいんです。みんなにライフはあるんですから」 それを叶えるのは、経営者の「想い」だと瀧井さんは言う

 

「ひょうご仕事と生活センター」のコンサルタントとして、ワーク・ライフ・バランスの推進も担っている

「ひょうご仕事と生活センター」のコンサルタントとして、ワーク・ライフ・バランスの推進も担っている

 

 

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