すごいすと取材記

「わくわくするために、生きていたい!」
淡路島で見つけた、自分らしい働き方

株式会社シマトワークス 富田祐介 さん(40) 兵庫県洲本市

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島と人をつないで生み出す新事業

 

平成26年4月、株式会社シマトワークスを立ち上げた富田さん。「面白い」と感じる気持ちを最優先させ、どんどん事業化。どの仕事も「楽しいです!」と笑顔で話します。中でも印象深い仕事だと語るのは、立ち上げから間もない頃に手がけた事業でした。
「神戸市のホテルが、淡路島とつながりたいと言っている。」と紹介された富田さん。提案したのは、ホテルを利用するお客様に向けた、淡路島の生産者によるトークイベントでした。
「実は、ホテルスタッフが生産者を知るための研修でもありました。お客様が帰られた後、料理長からアルバイトスタッフまで全員で生産者を囲み、その人の食材を使った料理をいただくという企画を月に一度、40回ほど継続したんです。経営者やマネージャーだけでなく、スタッフ全員が淡路島とつながることを楽しんで欲しかったんです。」
その結果、ホテルに大きな変化があったと言います。
「生産者の人柄や仕事への想いを知ったことで、調理にも接客にもいっそう熱が入るようになりました。一方、生産者もシェフと一緒にお客様へ挨拶に出向いたり、自分の食材の使われ方を目にすることを喜んでいました。」

人のつながりを大切にした、シマトワークスらしい事業だったと富田さんは振り返ります。
そして令和3年になり、新たに取り組み始めた事業がワーケーション拠点の開設です。
「シマトワークスのワーケーションは、淡路島で新しい事業をつくりたいという人たちに利用していただく事業です。働き方を変えたいだけではなく、都会の人同士が、都会では出会えない人たちとのつながりを求め、東京や大阪から来ている方たちが多いんです。」

実は富田さん自身も、1年のうち1カ月をベトナムで暮らすワーケーション生活を4年間続けていました。働き方や暮らし方が整い、仕事がどんどんはかどることに気づいたことで、ワーケーションを「働き方のメンテナンス」だと考えるようになったと言います。働き方に自分を合わせるのではなく、自分で働き方を主導するためのツールとして、ワーケーションを提案しています。
淡路島と出会えたからこそ見つかった、自分らしい働き方。それは富田さんに、大切なことを気付かせてくれました。

 

 

トークイベントに参加された生産者さんのおひとり

トークイベントに参加された生産者さんのおひとり

 

ベトナムでのワーケーション生活

ベトナムでのワーケーション生活

 

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