すごいすと取材記

えんゆう株式会社上田隆久 さん(36) 兵庫県

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きっかけは“ひょうごイナカフェ”から

2013年6月に「ひょうご イナカフェ」はオープン。兵庫県内多自然地域の農産物を使ったメニューを用意し、料理やコーヒーを提供する場のなかで、産地直送の農産物も購入できるように整えていった。また、加工品については兵庫県の認証食品を紹介してもらいながら、“都会の道の駅”をコンセプトにすえ店を形作ってきた。

「若い農家さんもたくさん出てきているし、一次産業に対する補助金も多くなってきてはいます。けれどもまだその補助期間が切れた際の定着は難しいのかもしれない、という現状にも触れることができました。また、農家さんが直販で野菜を販売するにもその労力は想像以上に大変なものだということも知りました。一方で、このイナカフェの立ち上げから運営開始を通じて行政の方々と多く知り合うようになったことはその後の自分にとっては大きく影響しているかもしれません。」

イナカフェのスタッフで実際に農業を少しずつ始めたスタッフもいる。しかし実際の農業従事は補助金があっても、物事の定着にはさらにその補助期間よりも何倍もの時間がかかることを身をもって知った上田さんは、この「ひょうごイナカフェ」もきちんと残し、事業への補助が無くなった先も続いていく仕組みを作る必要があると早い段階から気づき、そのために動いてきた。

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