すごいすと取材記

えんゆう株式会社上田隆久 さん(36) 兵庫県

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円融

これまで人の間に立ちながら、調整役として立ち回りながらも事業の持続的なあり方を形作ってきている上田さんのルーツは、二十代の頃から入っていた加古川の青年会議所のつながりにある。もともとは実家の家業を手伝っていた時期があり、上田さん自身は24歳から青年会議所に入会した。
「入会させてもらってから知り合った人や、もともと家業でうちの父や祖父を知ってくれていた地元の方ともつながり、これまでの人間関係が今になって形になってきていると感じます。また、事業をきっかけに行政の方とのつながりもできてきて、今のような立場になっているのかもしれないですね。」
加古川市での綿花に対する取組みは、加古川市から地方創生の予算もつき、「わたびとつくり事業」と称して空家対策も兼ねた古民家利用や貸し農園の運営、ファーマーズオアシスの整備を手掛けつつ、その一角で綿畑を整備する活動にも広がっている。

「なんとなく気が向いたからやっているってだけなんですよ。まあ単純に、自分の住んでいるところが元気になったらええなあとは思ったりしますけどね」なんて穏やかに話す上田さんだが、困っている人や何らかのニーズがあるところはすなわち純粋なビジネスのチャンスだと思える根っからの自営の精神が、ここまでの上田さんの動きを促しているにちがいない。誰かのニーズがチャンスに見える。よきことをビジネスとしてしっかり継続できるようにしたいという想いは誰よりも強い。

(公開日:H28.6.25)

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