すごいすと取材記

NPO法人生涯学習サポート兵庫 理事長山崎清治 さん(42) 兵庫県

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青少年活動の始まり

山崎さんは、大学入学と同時に姫路YMCAでリーダー活動を始める。子どもたちを教え導くのではなく、一緒にチャレンジすることで困難に立ち向かい、やり遂げたときの達成感を味わうことにやりがいを感じていた。活動に熱中するあまり、大学にはほとんど行ってなかった山崎さん。2年間の留年が決まった時、電話で父親に告げると「帰ってくるな」と勘当され、一人、部屋で嗚咽したという。

「勘当されたからこそ、卒業証書を手に入れて親に見せなければいけない」と思った。

仕送りも止められ追い詰められた山崎さんは、卒業生から譲り受けた家財道具を新入生に格安で売る下宿生間の売買を思いつく。売るだけでなく大学内外の情報提供やさまざまな相談にのることで、保護者にも感謝された。無償のボランティア活動だけではなく、収入を得ながらでも「ありがとう」と言ってもらえる仕事があることに気づいた。

大学を卒業後、ボランティア活動をしていたYMCAに就職。ウエルネスセンター所長に就き、仕事に没頭して多忙な毎日を送っていたが、30歳を前に「仕事は楽しいけれど、旅に出て自分の人生をゆっくり考えてみたい」と思うようになっていった。

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