すごいすと取材記

NPO法人生涯学習サポート兵庫 理事長山崎清治 さん(42) 兵庫県

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子どもたちから学ぶ

「あそび」を通して子どもが成長していく姿は講演会でも披露され、大人にも「あそび」の力を伝えている山崎さん。

ある講演会では、無人島でのニワトリ問題を取り上げ「隣の人と話し合ってください」と投げかけた。受講者は「困った」という声をあげながら考え始める。数分後、山崎さんから「ぼくたちが元気に生き続けること」という男の子の言葉を聞いた時には涙ぐむ高齢者もいた。年間講演数は約250本。話術の巧みさはもちろん、手遊びを交えたり、子どもたちに寄り添う体験をもとにした内容が、聴く人の心を動かす。

「あそび」を初体験するとき、おとなはマニュアルにこだわるが子どもは失敗しながら感情を表現し、コミュニケーションを築いていく。ややこしい手遊びに苦労していた受講者は「あそび力(ヂカラ)のある人とは、できるかできないかでなく、できないことを最後まで楽しめる人のこと」という山崎さんの言葉に、笑いながら深くうなずいていた。

阪神南青少年本部主催の講演会。

6月18日 阪神南青少年本部主催の講演会。
講演では、蝶ネクタイにハンチングの衣装に着替え受講者の前に立つ。

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