すごいすと取材記

岩座神地域協議会安田利雄 さん(65) 兵庫県

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「おかえりなさい」から始まる米づくり

「田植えに始まり、肥料撒き、かかしづくり、稲刈り、脱穀まで。実際に田んぼに入ってお米をつくります。参加者の中には、米が取れる現場を知らない子どもに、自然を味わわせたいという家族も多いですね。」
棚田オーナーにはリピーターが多い。初めての田植えではまだお腹の中にいた子が、中・高校生に成長してやってくることも。最もリピートの多い人は、今年20回目の田植えを体験した。
「最多リピーターのオーナーさんには、岩座神の名誉村民になっていただきました。いっそこのまま定住してほしい!」

多くの子ども連れの家族が参加し、賑わう棚田オーナーのイベント

多くの子ども連れの家族が参加し、賑わう棚田オーナーのイベント

刈り取られた田んぼをステージに見立てて開催される棚田コンサート

刈り取られた田んぼをステージに見立てて開催される棚田コンサート

他にもアマチュアバンドが腕を競う「棚田コンサート」や、黄金色に輝く棚田の景観を眺めながら岩座神の特産茶をいただく「棚田カフェ」を開催。
「やってくる人を『おかえりなさい』と出迎えたり、『よう来ちゃったねぇ』と声をかけたりするんですよ。」
オーナー制度を数年で辞めていく地域もある中での21年。その過程には、継続への努力と村人たちの意識の変化があった。

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