すごいすと取材記

岩座神地域協議会安田利雄 さん(65) 兵庫県

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自ら動けば周囲も動く

「まず自分が動くこと。自分から行動を起こすことが大切だと思っています」と安田さん。実は「いさりがみ棚田米」が生まれたきっかけも、この行動力だった。
「ふるさと納税へのお礼に何か商品はないかと、多可町から尋ねられて提供したお米の評価が、とてもよかったんです。このお米が欲しくて年に2回も3回も納税をする人や、次の年にリピーターになる人が増えました。『岩座神のお米はおいしい』という以前からの評価を、リピーターの多さで証明できたんです。道の駅や、神戸のアンテナショップへの販売ルートも自分で開拓しました。売り出そうと自分から行動しなければ、棚田米は生まれていません。今は有志5人での棚田米づくりですが、今後は輪を広げ集落全体で取り組みたい。」
岩座神にとって、棚田を残すことは集落を残すこと。
「棚田を景観ではなく、生産農地として残したい。そのために、都市の人たちとの交流をひろげ、人の営みのある棚田の魅力を発信して後世に引き継ぎたい。」
過疎化が進む岩座神。それでもいつか若い世代が、棚田に戻り集落を引き継ぐ日まで、安田さんはあきらめない。

(公開日:H29.08.25)

(公開日:H29.08.25)

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