すごいすと取材記

NPO法人日本防災士会横山恭子 さん(46) 兵庫県加古川市

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防災とは、日常生活の中にあるもの

 

「女性は、家事や子育て、介護など自宅で過ごす時間が多いため、防災知識を持つことで家を守る一番の存在になれます。女性ならではの役割を活かせるんです」 身近にあるものを活用することで、普段の生活に防災活動を採り入れてもらえると話す。 「子どもには、身を守る行動をしつけの観点から教える『しつけ防災』です。例えば、避難する時におもちゃを踏んで痛い思いをしないよう、普段から片づけておこうと教えるのも防災活動。外から帰ると手洗い、うがいをしようというのは感染予防。信号は青で渡ろう、赤で止まろうというのも災害対応の防災対策になります」 その他、若い世代にはアウトドアでのレジャーを通した野外での生活体験や、バーベキューの知識を炊き出しに活かすなど、遊びの中で「生活を楽しむ防災」を。高齢者には、いつでも避難することのできる体をつくろうと呼びかけ、健康体操を取り入れた「若返り防災」を、それぞれ伝えている。 「主婦の目線も活かせます。例えば、非常持ち出し袋に入れておくものは、防災食じゃなくていいんです。普段食べている缶詰やレトルト食品、保冷剤代わりになる冷凍食品などを、少し多めに買い置くだけ。食卓におかずが足りなければ、非常袋の中の一品を使えばいい。毎日の買い物のついでに、一品買い足すだけで防災につながります」 こうした日常生活に防災の意識を採り入れることで、家族単位で防災を考えることにつながると横山さんは言う。 「普段から家族で話し合っておけば、家族の力で助け合うことができます。すると自衛隊や消防の力を救助が必要なところへ回すことができます」  さらに、地域としての防災意識を高める工夫も凝らしている。

 

身を守る行動をしつけの観点から教える『しつけ防災』

身を守る行動をしつけの観点から教える『しつけ防災』

 

日常生活の中で身近なものを使って防災を学ぶ

日常生活の中で身近なものを使って防災を学ぶ

 

 

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