すごいすと取材記

にしのみや遊び場つくろう会米山清美 さん(64) 兵庫県

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好評だった「遊び場」イベントは、3回目を開催した後、イベントを開催していた土地が使用できなくなり、以降、開催場所を御前浜公園への変更。月1回の定期開催となった。活動が長くなるにつれ、御前浜公園でのイベント的な活動ではなく、常設のスペースを確保したいと考えていたところ、兵庫県による“子どもの冒険ひろば”開設の補助事業が始まることに。子どもが遊びを通じて「生きる力」を育むための自由に遊べる場作りを補助する、行政と市民活動のニーズが合致した助成である。「つくろう会」は、ひろばに適した、自然のままの野原を探していたところ、長年、シートで覆われていた道の駅予定地に目をつけ、兵庫県にひろばとして使用を要望。国有地であったため、県が国から借り受け、念願だった常設の遊び場を確保することとなった。

プレーパークの中心には、大きなどんぐりの木があり参加者に寄り添う

常設の遊び場は「プレーパーク」。プレーパークとは、1943年にデンマークで生まれ、子どもたちが自分の責任で自由に遊ぶことをモットーとした遊び場のこと。西宮の冒険ひろばも、石を取り除いたり、雑草を抜いたりせず、なるべくあるがままの状態を保っている。「子どもの様子を大人は見守るだけ。1歳の子どもでも、中で歩いていて、1回、2回と石でつまずいたとしても、3回目には避ける。危険を回避することを子どもたちが自分で気付くことが大切で、子どもが自由に遊んでイキイキできるこのプレーパークは大人にとっても居心地のいい場所なのです」と米山さんは思い思いに遊ぶ子どもたちを見つめ、微笑む。

お昼ごはんの準備中、子どもたちと包丁でカレーの材料を切る米山さん

入り口にはプレーパークの案内が手書きで書かれている

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