すごいすと取材記

にしのみや遊び場つくろう会米山清美 さん(64) 兵庫県

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国有地プレーパークでは、数年前からインターンを受け入れている。米山さんが兵庫県内の高校へ出前授業をしていたことがきっかけで高校生が、昨年度からは神戸市にある大学から申し出があり受け入れるようになった。
また、子どもの自由な遊びを見守ることができる大人を増やすために、「プレーリーダー体験講座」を実施している。また西宮子育ちサポートひぴぽの2~4歳の預かり保育の際には、保育サポートとして、お子さんを預けている保護者にも当番で一緒に見守りをしてもらったり、多様な世代が子どもたちと関われるような仕掛けを取り入れているという。
 その中の一人、荘司さんは月2回、仕事のシフトが休みの時に、プレーリーダーとして活動している。「初対面では、小さい子どもも知らない人だと警戒するけれど、一緒に遊んでいるうちに次第に心を許してくれるようになる」。

活動20周年に向け、「これからも様々な世代や立場の人たちに参加してもらいたい。そして子どもは子どもの中で育つ。障害があってもなくても誰もが楽しい遊び場であってほしい。そのためにもこのノーマライゼーションな居場所を細くても長く続けたいと思っている。また子育てに関しては、今のお母さんたちに気兼ねしているシルバー世代も、自分たちが子育て中に大切にしてきたことは自信を持って子ども世代に伝えるべき」という、米山さん。

子どもたちがのびのび過ごせる地域には、保育、放課後の遊び場、もしもの時の防災、その三つを支える人材が必要不可欠。西宮の“冒険ひろば”を起点として、子どもたちと大人が出会って、つながって、人が関わることで助け合える仕組みが成り立っている。いろいろな立場の人が関われる場作りのために、「子育て支援」という枠に収まらない活動は全国へと広がっている。

(公開日:H28.8.25)

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