すごいすと取材記

吉田利栄 さん(87) 兵庫県朝来市

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カメラとの出会いは70年前!

 

自宅寝室の窓の向こうに、古城山のシルエットがほのかに浮かぶ。
「この天候なら、あの撮影スポットから絶好のシャッターチャンスが狙えるはずだ。」
夜明け前の町を抜け、吉田さんは今日もカメラを携え竹田城跡の撮影スポットへと向かう。
カメラとの出会いは昭和23年頃。
「カメラ販売の職場に就職した小学校時代の同級生が、当時はまだ珍しかった国産カメラのサンプル品をくれたんです。」
その後、本格的に始まった国内製造をきっかけに一台目となるアサヒペンタックスを購入。アマチュア写真家としての一歩を踏み出した。
「県の職員になってからも、現場写真をはじめ防災ヘリコプターからの撮影をよく頼まれました。好きなカメラを仕事にも活かせていたんです。」
それは平成7年に起きた、阪神・淡路大震災の現場でも大いに役立った。

 

87歳を迎えた現在でも自宅にいる時間は少なく、興味のあるものを撮るためなら日本のみならず世界中を駆け回っている

87歳を迎えた現在でも自宅にいる時間は少なく、興味のあるものを撮るためなら日本のみならず世界中を駆け回っている

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