すごいすと取材記

猟師吉井あゆみ さん(48) 兵庫県

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動物たちとの暮らし

朝来市の吉井さんを訪ねると、一番に出迎えてくれたのは動物たち。

3匹の犬、ポニー、そして猟期になれば「獲物」となるはず鹿と猪が1頭ずつ。やや戸惑い気味の私たちを見て、吉井さんはにこにこと「飼ってるんです。鹿のあーちゃんは、みなさんが写真をとるから私らよりもっとカメラ目線でしょう」

鹿のあーちゃん

ほかにも、犬がもう1匹に鷹、白ヘビ、ハリネズミと大世帯で暮らす。

鷹のかぐらちゃんと吉井さん

鷹の名前は「かぐら」ちゃん。吉井さんはどの子にも愛情込めて呼びかける

2匹のシェパード犬には、嘱託警察犬の訓練も行っている。訓練と飼育を一般家庭で行い、要請に応じて出動する警察犬のこと。

「このあたりは物騒な事件はほとんどありません。頼まれるのは、家を出てしまった認知症のお年寄りとか迷子の捜索ですね。探されてる方は、見つかったら怒られると思うんでしょう。大声で名前を呼びながら探したりすると、かえって隠れてしまうことが多いんです。そんなときも犬がいいみたい」

自然の中で訓練する吉井さんの犬は、都会の犬に比べて草むらに残された匂いを追うことが得意だという。

嘱託警察犬の訓練風景

警察犬のトレーニング中。訓練のため余分な匂いは厳禁。移動用の車の停める位置にも注意を払う

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