八多ふれあいのまちづくり協議会
神戸市北区八多町

八多のこれからに向けて

現在、協議会が特に力を入れて取り組んでいるのは「交通問題」である。以前は1時間に1本はあった路線バスの運行本数が、昼間の利用者が特に少ないため、現在は時間帯によって2~3時間に1本ほどに減少している。協議会は学校や児童館に通う子どもたちのため、さらには車社会の八多町で増えていくであろう免許を返納した高齢者のため、地域の交通手段の確保は優先課題だと考えている。約10年前から取り組み始め、スクールバスやコミュニティバスなど様々な交通手段を検討し、地域のニーズの把握のためにアンケート調査の実施やバスの試験運行を重ねた。その結果、神姫バス(株)・市と連携し、この秋から近隣を走る鉄道の駅と八多町内の主要地域を結ぶ小型バスの本格運行を予定している。

「様々な地域づくり活動を続けるモチベーションを保つ秘訣はなんですか。」と質問をしてみたところ、岡田委員長は「もちろん人によっては多少の温度差がありますが、『八多が好き』という気持ちだと思います。」とはっきりと答えてくれた。「連携していろんな活動に取り組めるのは、学校の先生や児童館の方などの協力のおかげ。でも学校の先生などは、赴任で八多に来られた方なので、いつまでも甘えて八多に縛るわけにはいきません。この地域で最後まで過ごす自分たち地元の人間が活動しないと、という思いがあります。そういうメンバーが多ければ活動が活発になってモチベーションも上がります。やはり地元の人間が頑張らないと。八多の良さを活動を通じてPRしていこうと思います。八多の人、特に八多の子どもたちに『八多が好き』と言ってもらいたいですから。」

地域団体の連携が当たり前である八多ふれあいのまちづくり協議会の活動は、地域の人との関わりを通じ「八多は自分たちのふるさとである」という想いと共に、八多の自然のような豊かな人間を育む八多町の未来を見据えている。

豊かな農村地域の八多。昔は国から優良村として表彰を受けたほど農業が盛んな地域だ。

(取材日 平成29年6月28日)

八多ふれあいのまちづくり協議会の活動ポイント

  1. 各地域団体との連携ができる環境・関係づくりができている
  2. 地域の魅力など常に情報発信してPRしている (HPや広報誌などの更新頻度が高い)

八多の地域づくり活動に関わる方々が感じる〝八多の魅力〟

福井 教頭

神戸市立八多中学校
福井 教頭

幼小中が一体となってさまざまな活動が出来る。普段から地域の方と子どもたちが一緒に地域活動に参加できる環境であること。

南 館長

神戸市立八多児童館
南 館長

連携できる環境、関係づくりが普段からできている。情報が集まるので八多のできごとがみんなで共有できてコミュニケーションがとれること。

職員 向井 さん

八多ふれあいセンター
職員 向井 さん

地域活動が活発なので、センターに来ていただいた方同士、いろんな方と気さくに会話ができる、顔が見える関係であること。

岡田 委員長

八多ふれあいの まちづくり協議会
岡田 委員長

昔から積極的に地域活動に取り組まれた方が多くて、地域全体の意識が高い。魅力的な人が集まる地域であること。

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