尾崎ふれあい交流広場
淡路市尾崎

地域の宝「人」が、世代を超えて繋がるために

もう一つのハードルは『世代を超えた繋がりを作る』ことだ。現在広場を運営しているメンバーは60代から70代。さらに、今回お話をお聞きした7名のうち、4名がU・Iターンの方だという。共通して感じているのは、世代を超えた知り合いがいない、交流する機会がないということだった。「交流会など機会を設けて、世代を越えた繋がりを作らないと地域としては難しいと感じています。若者会とか優游(ゆうゆう)サロン会とか、集まれる場も必要だし、集まる企画も必要だと思います。」と上宮氏は話す。

尾崎は過疎化が進む反面、農業の分野では島外出身を含め、若い世代の入植者も少しずつ増えているという。『若い人たちがいる』ということは地域にとっても広場にとっても光となっている。

植松事務局長と上宮氏は、こう思いを語ってくれた。「少子高齢化ばかりに目を向けてもしかたありません。サロンスタッフの皆さんの情報収集で、尾崎には若い世代・色々な趣味人がいるということが分かっています。多世代が交流することで面白さも増えますし、そういう人達に関わってもらう方法を、我々広場のメンバーである先輩世代が頑張って考えないといけないですね。」

尾崎ふれあい交流広場は、当初から「地域の人たちが集う場をつくろう」という思いをぶれることなく追求し続け、決して楽な環境とは言えないが、地域の山や海の豊かさ、人の良さといった魅力を支えに、活動の継続、そして発展への糸口を見出そうとしている。
(取材日平成29年10月27日)

取材日に開催されていた展示:『和歌の歌絵展/古民家ミニチュア展』

淡路市元副市長の森ご夫婦が描く淡路にちなんだ和歌を集めた歌絵展が開催されていた。一つ一つ丁寧に描かれた作品は、他地域と淡路地域との関係性や歴史が垣間見える。

また、同時開催の古民家ミニチュア展は、サロンスタッフ中谷ご夫妻の作品。細かなミニチュア作品は、今は見かけることが少なくなってしまった、日本の懐かしい風景が見事に再現されている。

和歌の歌絵展/古民家ミニチュア展

尾崎ふれあい交流広場の活動ポイント

  1. 地域の方が集まりやすい場にするための企画・イベントづくりを意識している
  2. 運営者、参加者共にみんなで楽しむことを目的、目標として活動している
  3. 客観的視点で尾崎地区の特徴や良さを見つけ、活かすことを考えている

日々の地域づくり活動を通じて感じる〝尾崎の魅力〟

打越 さん

淡路市社会 福祉協議会
打越 さん

地域の人の良さ。あっさりしているけれど、団結力があるところ。

上宮 さん

尾崎ふれあい交流広場
上宮 さん

豊かな自然が豊富で様々なポテンシャルを秘めているところ。

植松 事務局長

尾崎ふれあい交流広場
植松 事務局長

水産・農業が盛んで豊かな地域で、人が人情味があるところ。

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